※冒頭に[新品LP]のよう種別記載がないものは全て”中古LP”となります
磨き込まれたジャズ。練り上げられたロック。研ぎ澄まされたファンク。全てを飲み込み、強靭なグルーヴが走り出す。
1969年の結成以来、ジャズとロックの融合を標榜していたソウル・メディア。その路線が次なるステップへと進んだのが1973年録音の本作『イン・ザ・グルーヴ』だ。ジャズのシャープさを前面に出し、ロックを溶かし込みエッジを立て、ファンクを注入し力感と弾力を滲ませる。ジャズ・ロック、ジャズ・ファンク、フュージョンといった既存のジャンルでは括りきれない、強靭でいて洗練されたひたすらに“カッコイイ音楽”を生み出したのである。稲垣次郎が当時注目していたというザ・クルセイダーズへの返答とも評される本作。狙いは的中。ソウル・メディアは本作で“洗練されたブラック・フィーリング”を獲得し、最終到達地点である『ファンキー・スタッフ』へと向かうのである。
Text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
トラックリスト:
Side A
1. That’s How I Feel
2. Blue Blood
3. It’s Impossible
4. Put It Where You Want It
5. Crazy Medicine
Side B
1. Joie De Vivre
2. Papa Hooper’s Barrel House Groove
3. Thrill Is Gone
4. Raven Speaks
5. Samba Chimba
Jacket | S (状態について) |
Disk | S (状態について) |
Number | HMJY-222 |
Country | JP |
備考 | 新品LP、クリアイエローヴァイナル仕様 |